ランニングで付き物のケガと言えば「脚のケガ」です。
「少し痛むけど大丈夫か」と、
軽視してしまうのがランニングで起こるケガの厄介な点です。
ふくらはぎがパンパンに張るときもそうです。
問題ないか、と軽視せずにしっかりと対策をしましょう。
今回は、ランニング後にふくらはぎが張る原因や対策方法について書いていきます。
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ランニングでふくらはぎがパンパンに張る原因は?
ランニング中や、ランニング後にふくらはぎがパンパンに張るという事はランニングをしている人にとっては誰でも経験するでしょう。
しかし、当たり前の痛みのように感じ、軽視する人も多いです。
このふくらはぎの張りは、放っておくと「アキレス腱」を痛める原因にも繋がり、
最悪、腱が切れたりと大ケガになる可能性もあるので、気をつけましょう。
ふくらはぎの張りの原因は
「疲労の蓄積」や「オーバーワーク」が考えられます。
日頃運動をしていない人が急にランニングを始めたり、
ハイペースで走る、必要以上の距離を走るといった「ハードトレーニング」を積み重ねる事で、
「乳酸」がたまり、筋肉痛が起こるのです。
又、疲労の蓄積やオーバーワーク以外にも、
「走り方」が原因でふくらはぎの張りに繋がる事もあります。
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ふくらはぎが張らないための走り方は?
ふくらはぎの張りは、走り方が大きく原因になる事もあります。
それは、ランニング初心者や、筋力不足の人にありがちな「ランニングフォームの不安定さ」が原因です。
正しいフォームで走れていないと、着地時に脚にかかる負担を大きくしてしまい、筋膜が炎症を起こしてしまうのです。
これを繰り返す事で筋膜が硬くなり、ふくらはぎの張りに繋がるのです。
ふくらはぎの張りを防ぐ走り方は、
「姿勢を正しく」
「腕を大きく振る」
です。
姿勢を正しく
走る時の正しい姿勢とは、背筋をしっかりと伸ばし、
前に出す脚が、大きく前に出過ぎないフォームが理想的です。
フォームが乱れている人は前かがみになり、背中が丸まって走っています。
特に体力が無くなり、疲れてくるとこの乱れたフォームになりがちです。
前かがみになって走ると、
着地時に全体重が脚に乗ってしまうので、負担がかなりかかります。
疲れて姿勢が崩れてしまう場合にはランニングを中止し、
これ以上のランニングはオーバーワークと考えても良いでしょう。
腕を大きく振る
又、「腕を大きく振る」というのは、腕の動きと脚の動きは連動しています。
腕を振る事で脚が前へ進む推進力を生むので、
腕を振らずに脚だけで前へ進もうとすると、
脚への負担が大きくなるのです。
この2点を意識して走るだけでも、
ふくらはぎの張りは予防する事ができます。
こちらの記事でもフォームについて説明しています。
➤ランニング後のふくらはぎの筋肉痛!痛み回避のフォームとは?
ふくらはぎがパンパンに張る、原因と対策まとめ
ふくらはぎの張りは軽視されがちですが、
放っておくと大ケガに繋がる事を覚えておきましょう。
ふくらはぎの張りを防ぐ走り方としては、
「姿勢を正しく」と「腕を大きく振る」がポイントです。
この走り方が身につくと自然と走れる距離も伸び、運動効果も高まります。
ふくらはぎの張りを予防するには走り方を見直す事も効果的ですが、
ランニング前後のストレッチや、マッサージ、サポーターの使用、ランニングタイツの着用も、十分効果が期待できます。
大きなケガに繋がらないように予防策をとると共に、
痛みが取れない場合には整形外科などの医療機関で専門医に診てもらう事もオススメします。
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