マラソンのトレーニングを代表するものの一つにインターバル走がありますが、それによく似たものとしてレペティショントレーニングというものがあります。
ただ、その違いがとても分かりにくく、マラソンに適しているのかも疑問です。
そこで、今回はその違いや効果、こなすべき距離について書いていきます。
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レペティショントレーニングとインターバル走の違いとは?
まず、レペティショントレーニングとは、短い距離を反復(レペティション)して走り鍛えるトレーニングです。
唯一インターバルトレーニングとの違いを挙げると、レペティションの場合、短い距離を走った後、完全な休息を挟みます。
インターバルトレーニングの場合、ジョグを挟みます。
このように、レペティションとインターバルの違いは、大まかにいうと完全な休息があるかないかの違いです。
完全な休息を挟む分、一般のランナーにはこちらのレペティションの方が好まれる傾向にあるようです。
ただ、知名度が高いのはインターバルトレーニングの方ですので、こちらの方が広く普及している印象です。
このレペティショントレーニングは、スピード練習に分類され、
スピード練習の区分としては、
- インターバル走
- レペティション走
- ビルドアップ走
- ペース走
の4つに大きく分けられます。
関連記事1:インターバル走のやり方は?距離と本数について!
関連記事2:坂道トレーニングの正しい方法とその効果!
関連記事3:ビルドアップ走の効果とやり方!成果を出すためのコツとは?
関連記事4:ペース走の効果とは?ペース設定と心拍数について!
レペティショントレーニングは効果があるの?
このレペティショントレーニングですが、効果としては、インターバル走と同じような効果が得られます。
上でも書いたように、分類するとスピード練習に分けられます。
このスピード練習では、心配に大きな負荷をかけると同時に、脚にも大きな負荷がかかるため、
- 心肺機能の向上
- 脚力の向上
の2つの効果が得られます。
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フルマラソンやハーフマラソンに出場するランナーがこのスピード練習を取り入れることによって、
- レース終盤の加速
- ペースダウンの修正
に効果を発揮します。
では、インターバルとレペティションの効果としての違いですが、大きな違いはないように思えます。
あえて挙げるとしたら、
- 完全な休息を挟むことにより、次の走りを全力で行うことができる
(全力→休息→全力) - 休息を間に挟むため、体への負担を軽減でき翌日の疲労が軽減できるような気がする
(インターバル走と比べたら、です)
以上の2点くらいでしょうか。
インターバルとレペティションにはそれぞれ好みが分かれてくるかと思いますが、どちらを選んでもしっかり負荷を掛けてトレーニングをすれば、どちらでもいいかと思います。
レペティションの最適な本数と距離は?
最後にレペティションの最適な本数と距離、やり方についてですが、これはインターバル走と同じくその人のレベルに合わせた目標を設定することが大事です。
(この練習は疲労が強く残るため、頻度として週1回以下を推奨します)
通常は、1~2kmを全力で走って、その後2~3分全力で休憩
(休憩の際は、軽めに体を動かしても構いません)
初めてレペティションのようなスピード練習を行う場合、
- 全力(400m)→休憩 ×5本程度
行ってみましょう。
これがこなせるようであれば、
- 全力(1km)→休憩 ×3本程度
余力があれば、本数を増やしていきます。
この練習が5本も出来るようになれば、上出来です。
それからは、距離を増やしてもいいですし、本数を増やしてもいいです。
自分にできそうな練習メニューを調整しつつ模索しましょう。
レペティションとインターバルの違い、効果や距離まとめ
レペティションとインターバルの違いは、全力走の間に完全な休息を挟むかジョグを挟むかの違いです。
効果としてはそれほど違いはありません。
どちらも心肺能力向上、脚力強化の効果が期待できます。
ただ、疲れとしては、レペティションの方が残りにくい気がします。
適切な距離は、まず、400mから始め、1km×3ができるようになったら自分で調整してみるといいでしょう。
それでは。
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