今年、2016年11月27日(日)で第5回目となる富士山マラソン。
名前に富士山とついていますが、富士山をのぼるわけではありません(笑)
富士山を駆けのぼりたいならこちらのマラソン(富士登山競争の高山病回避に関する記事です)
グランドスラムの一柱に位置付けられている競技です。
さて、今回の記事は富士五湖ぐるっと周る方の富士山マラソンについてです。
のぼらないとはいえ、坂はあります。
その辺についてざっと解説していきますね。
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富士山マラソンの高低差は?
富士山という名前からすると、きつい坂のオンパレード、というかほぼ登りしかないというコースを想像するかもしれませんが、そんなことはありません。
ほぼ平坦なコースが続きます。
だいたい22kmあたりまでは、平らな道を走ります。
で、22kmから突如、坂が現れます。
その坂の高低差は80mです。(下図参照)
だいたい、直線2kmくらい走って80mを登るので、勾配は約4%です。
ぶっちゃけ、ものすごくきついという感じもしない数字ですよね。
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富士山マラソンはきついのか?完走率は?
勾配4%の坂を2km走る。これくらいならフルマラソンに出場しようという方なら、なんとか走り切れる坂だと思います。
完走率も約90%にも上り、そこまできついレースではありません。
図を見ると激坂のように感じてしまいますが、縦軸が140m分しか取られていないので、そう感じるだけでしょう。
と、ここまで我々参加前のランナーに都合のいいように書きましたが、
この坂が出現するのが、22km(フルマラソン42.195kmの半分)を過ぎてからというのが肝です。
少々ランナーズハイ気味に疲れがマヒしてきたかなというところで出現するこの坂に、多少心が折られることは覚悟しておいてください。
半分を過ぎて折り返した時の気のゆるみに付け込むように、こちらの体力を奪っていきます。
さらに、34kmあたりから下りに入るのですが、下り終えてラスト5kmというところで足の痙攣が、なんてこともあります。
フルマラソン出場ランナーの皆さんは日々ストイックに鍛錬をしていることと思いますが、さらに坂道インターバルを取り入れてもいいかもしれません。
なんにしろ、そこまで難易度は高くないレースですので、富士五湖の壮大な景色に魅了されながら、心地の良い走りが出来ることは間違いありません。
富士山マラソンの高低差と完走率まとめ
高低差は80m、勾配は4%。
そこまで大変な坂ではないですが、レース後半にいきなり来るので、精神的に持っていかれてしまいます。
しっかりと心の準備と日々のトレーニングを積み重ねましょう。
また、この富士山マラソンは第1回目あたりで評判が悪かったのですが、今現在はそんなことはなく、とても気持ちの良い運営となっておりますのでご安心ください。
それでは。
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