競技以外でも、「ダイエット」や「体力増加」、「健康増進」などと、
気軽に始められるスポーツ「マラソン」。
「誰でも手軽に始められる」という利点の逆に、
「すぐに疲れて長続きしない」という人もいます。
激しく体を動かせば誰だって疲れます。
それは毎日運動をしている人でも、そうでない人でも同じです。
「すぐに疲れる」という事には原因があり、対策方法も存在します。
ブランクがあってマラソンを始めるのに不安を抱えている人、
これからマラソンを始めようという初心者の方に向けて、
なぜすぐに疲れるのか、その対応策を紹介したいと思います。
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走るとすぐに疲れる原因は?
体を動かして「疲れた」と感じたら、
「体力が無い」
「運動不足」
「筋力が足りていない」
といった理由を考えると思います。
もちろんその理由も正解ですが、
「疲れ」という事の考え方を変えてみましょう。
一般の人でも、一流のランナーでも疲れは感じます。
それは「人間だから」です。
人間は「疲れ」を感じる生き物で、
疲れる事が「否定的な理由に繋がる」という考えをまずは改めましょう。
疲れは体が出しているサイン!
「疲れ」というのは自分自身の体が出している「サイン」です。
普段体を動かしていない人が、
マラソンを始めたらすぐに「疲れ」を感じると思います。
それは自分の体が「今まで経験していない動きに適応出来ていない」というサインです。
なので、疲れがすぐにきます。
逆に普段から運動をしている人がマラソンをすると、
ある程度の距離を走った後に疲れを感じます。
普段体を動かしていない人に比べて、
自分の体自身が、体を動かす経験を記憶しているので、疲れの感じ方に差が生じるのです。
「疲れ」は「体力不足」や「運動不足」も原因の一つですが、自分の体からのサインという風に考えて下さい。
疲れたらすぐに運動をやめるべき?
じゃあ、疲れを感じたら運動を止めなければならないの?と言われると、そこは違います。
疲れを感じた時に、無理をすると「オーバーワーク」という風になりますが、
自分の体と相談して「もう少しイケる!」という部分を見つけ出し、トレーニングを重ねていく事が理想的です。
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ランニング中のすぐに疲れるときの対策は?
では、すぐに疲れてしまい、ランニングを諦めてしまうという人はどういった対策を行えば良いのか。
まずは、自分がどれだけ走ったら疲れを感じるのか知る事から始めましょう。
そして、疲れを感じた瞬間から、少しだけ走り、「もう無理」と思うタイミングでランニングを終えましょう。
この一連の流れを知る事で、「次の日は○○くらい走ろう」という目標設定が立てられます。
張り切ってマラソンをやろう!と思う人に多いのが、
初日から張り切って「○○キロ走る!」などと、目標を高く設定しすぎて、続かないというパターンが多いです。
「疲れ」という自分の体からのサインと上手く付き合いながら、距離を伸ばしていく事が、継続して続けられる方法と言えます。
その結果、走っても疲れる感じるまでの時間が延びる。
イコール、走る距離も伸びていく事に繋がります。
走るとすぐに疲れる、対策まとめ
すぐに疲れるという事は、
やはり「体力が無い」「普段の運動不足」というのが理由に挙げられますが、
そればかりだと、継続して運動を続けるためのモチベーションがあがりません。
今回は「根性が足りない」などと、スポ根マンガのような観点ではなく、
「疲れ」の意味を知り、「疲れ」と上手く付き合う事を観点におきました。
疲れる事は普通の事であって、
その「疲れ」と上手く付き合いながら自分のペースを作り上げる事で、継続して運動を続ける事に繋がります。
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