健康維持のため、ふだんの運動不足解消のためなど、ランニングをする人は増えていますね。
けれども運動を始めるとトラブルも起こりがち。
ランニングしていたら太ももの付け根が痛くなった!そんなことがおこったなら、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、太ももの付け根、股関節の痛みとして考えていきたいと思います。
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ランニング中に太ももの付け根が痛い原因は?
走っている時や走り終わった後に股関節に痛みがある場合は、いくつか原因が考えられます。
1. ランニングに必要な筋肉量の不足
2. ランニングのフォームの問題
3. ランニング前後のウォーミングアップやストレッチのサボり
4. いきなりペースアップしたり、長距離を走った
5. ランニングシューズが適切ではない
1. ランニングに必要な筋肉量の不足
走り始めたばかりの初心者は、必要な筋肉がまだしっかりできていないことが多く、ムリをして痛みが出やすくなります。
2. ランニングのフォームの問題
ランニングする時に股関節とお尻の筋肉がしっかりできていないと、身体の姿勢をキープすることができないため、フォームが左右に大きくブレてしまい骨盤が安定しません。
3. ランニング前後のウォーミングアップやストレッチのサボり
運動の基本であるウォーミングアップやストレッチが十分されていないと、痛みがでる原因にもなります。
4. いきなりペースアップしたり、長距離を走った
走り始めると楽しくて夢中になり、ついつい無理をしても長距離を走ってしまうことがありますが、その最中は気が付かなくてもあとから痛みを感じる場合が多いようです。
5. ランニングシューズが適切ではない
ランニングシューズの底が硬いものや、すり減ったものは良くありません。
こちらでランニングシューズの選び方については詳しく説明しています。
➤初心者でもわかる!ランニングシューズの選び方!
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ランニング中の太ももの付け根の痛み対策はある?
痛くなってしまったということは、先に挙げた原因がランニングをする時にあるのかもしれません。よく考えて、改善をはかりましょう。
1.筋肉をつける
まず、ランニングに必要な筋肉をつけるには、徐々に走る距離を伸ばしていくことがおススメです。
痛くなったということは、まだその距離を走れるだけの筋肉がついていないという証明でもあるからです。
2.フォームを見直す
頭やあごが前に出たりする猫背の姿勢はダメです。
走る時は、かかとから着地して後ろにすこしだけ蹴りだすフォーム。
この時強く地面をけりつけたり、つま先からの着地だったりすると負担がかかって痛みが出てきてしまいます。
3.ウォーミングアップやストレッチ
股関節がやわらかくなるように、走った後のストレッチは大事です。
硬くなった筋肉をほぐして血流を良くし、ゆっくり時間をかけて軽く筋肉を伸ばします。
4.無理をしない
夢中になって走りすぎないように注意しましょう。
まだ走り慣れていなかったり、痛みを感じる状態での突然のダッシュなどはひかえてください。
5.ランニングシューズ
ランニングシューズは、クッション性が高いものがオススメです。
底がすり減っていたり、硬いものは買い替えましょう。
靴屋さんで店員さんに自分の走る距離などを伝えてアドバイスをもらうのもいいことです。
ランニング中の太ももの付け根の痛みまとめ
ランニングする距離は、しっかりと正しいフォームをキープできるようになってから決めるほうが良いです。
あせらず徐々に距離を伸ばして筋肉量をアップ!
ランニング前後のウォームアップやストレッチはキチンとしましょう。
自分に合った適切なシューズで走りましょう。
それでも突然ランニング中に痛みを感じたら、すぐに中止して歩いて帰りましょう。そのままムリをすると悪化してしまいます。
炎症を起こした患部を冷やす、アイシングをして痛みを緩和します。冷シップをはるのも効果的です。
これらは、多いとされている一般的な症状です。
太ももの付け根が痛い場合、他にさまざまな病気やケガが隠れていることもあるので、長期にわたって痛みがとれなかったり、別の症状も出てきたりしたら、先延ばしにせず整形外科を受診してくださいね。
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